忍者ブログ

時代の置き手紙

歴史に触れたら書き置きます。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

会津鎮魂慰霊旅【2日目】

さあ始まりました!会津2日目!

では張り切って容保さまのお墓参り行ってみましょう!(^O^)/




迷 っ た (;^ω^)

こういう時は文明の利器、地図アプリちゃんに聞いてみるに限りますよね


そしたらこの道↑を通って行き止まりを突っ切って山の中進めば着くよ☆
って言われました

マ ジ す か (゚∀゚;)

私のスマホがiPhoneならば、あの無茶ぶり画面を保存出来たのに…っ

自力でなんとか入口に到着




入口から森感がすごい


右の方にご注目


ド━(・(ェ)・)━ン!

いやいや話には聞いていたので覚悟済だし対策もバッチリですよ!(腕ブンブン)
爪と牙からの攻撃は危険だから避けて、鼻に一発食らわせれば倒せるんじゃないかと!(思考が完全に武井壮である)

いないかもしれない熊より、確実大量にいる虫の方が怖かったです←虫嫌い


ひたすら山を登ること10分


この階段を登った先に


松平家歴代藩主のお墓があります


碑石がとにかく大きい!
 

台座が可愛い(*´˘`*)♡
亀っぽいですが龍の赤ちゃんらしいです

容保さまのお墓はここから更に登ったところで


歴代のお墓に比べるとかなり小さめです




会津松平家には御家訓(ごかきん)という、徳川家の親戚として幕府がピンチの時でも絶対に裏切っちゃいけないよ!
という掟があったのです
容保さまはその掟を守り続けて懸命に働いたのに、徳川から見放され、逆賊呼ばわりされ、会津の地を奪われ、謹慎させられるという苦労の多かった御方
とにかく墓前で伝えたかったのは「お疲れ様でした」


こちらは松平家の一族のお墓
容保公の義姉、照姫が眠っておられます


灯籠

下山は、なんかテンション上がっちゃって(笑)
「そうだ!忍者修行だ!三┏( ^o^)┛」って事で
石に飛び移りながら駆け降りたので、2~3分で着きました


道路に面した入り口、めっちゃ分かりやすかったー!(/--)/ズコー


この山を登ってたのかと思うと、そりゃ熊ぐらいいるだろうと( ˙-˙ )ゾッ


しばらく歩いて「会津武家屋敷」という、
その名の通り江戸時代の武家屋敷を復元した施設に行きました



まずは前日お墓参りをした家老、西郷頼母さんのお屋敷へお邪魔しました


家の前には西郷家の養子で、小説「姿三四郎」のモデルになった西郷四郎の銅像があります


入ってすぐあるのは、身分の高い方をおもてなしする為の玄関


御成の間


中に殿がいらっしゃいますヾ(*´∀`*)ノ
しかし似てない(笑)


殿専用の厠
レールが付いていて引き出せるそうです


立派な鯉がいました


お庭


ここから家族の居住スペースなのですが
この部屋は西郷家の女性21人が自刃したところ
実際の現場ではないにしろ、やっぱり空気が重々しかったです


家老の自室
で遊ぶ子どもたちを叱る奥方

ここでいきなりですがナッチョス的日本家屋の萌ポイントを紹介したいと思います(`・∀・´)!



それは縁側のかどっこemoji
文章で説明するのは難しいですが、「まだ縁側、向こうにもあるよ」みたいな期待感と
直角っていう日本家屋らしい角度が好きです


精米所
ちゃんと動いてまして、なるほどそういう仕組みなのか〜と勉強になりました


家族用玄関


台所
使用人達の玄関としても使われていたそうです


屋敷の警護の為に長屋を作って家臣を住まわせたらしいです


一人暮らし用の部屋


物騒な部屋





長屋の奥は資料の展示スペースになってまして
山川捨松嬢の等身大フィギュアや自刃のシーンの再現などがありました


蔵型の博物館
何が展示されてたっけなー?( ̄ー ̄)(笑)


旧中畑陣屋主屋


台所


これは萌えポイント縁側のかどっこがいっぱい!萌!萌!


鶴ケ城にあった茶室もありました


あともうひとつ撮影OKな博物館も




京都見廻組(幕府の警察みたいなもの)佐々木只三郎の墓
会津藩出身で龍馬暗殺の犯人かもしれない人物です
龍馬暗殺の犯人には諸説ありますが、私も見廻組なんじゃないかと睨んでおります|д゚)


端っこに神社もありました
会津天満宮と言って西郷邸にあったものが遷宮されたそうです

あとお土産屋さんとか美術館とかレストランとかいろいろ盛りだくさんな場所でしたemoji


武家屋敷から少し歩いた天寧寺というお寺に、新選組局長近藤さんのお墓があります
(会津藩は新選組のスポンサーなので、土方さんがおねだりしたのでしょう)



会津藩家老、萱野家のお墓もあったんですが、見つからなくて断念
きっと道には見えなかったあの山奥にあったんだろうけど(笑)

さてさて近藤さんのお墓は案内板がたくさんあったので迷わずに辿り着けました
(がっつり登山でしたが)







前日のスペンサー銃を構えた時に八重さんになりきったように
わたくしテンション上がると、なりきりスト(命名)になってしまうのです!(`・ω・´)シャキーン
この時の気分は完全に新選組副長、土方歳三でした(笑)

「随分と山ン中ぁ建てちまったなぁ
…来たぜ、勝ちゃん」

って心の中で呟きながらお参りしてました(笑)

このお墓には遺髪か首が入ってると言われていますが、定かでは無いようで…
もし何も入っていなかったとしても新選組が消滅するその日まで近藤さんの魂は新選組と共に在り続けたんだなぁ
と感じました


右には土方さんの慰霊碑もありました



墓ばっかなので、ここらで会津の秋をお届けemoji


次も墓(笑)
朝から『お墓参り=山登り』だったので、ちょっと覚悟してましたが
普通に人里にあるお寺でした(笑)

大龍寺


途中から鳩が案内してくれました!




新島(山本)八重さんが亡くなる前年、散らばっていた山本家のお墓をひとつにまとめて
墓標の文字を書いたそうです
(でもお父さんのお墓は離れたところにある)


山本という苗字は所縁のある名前なので
もしかしたら御先祖様の可能性もあるかもしれません(。-ω-人)
って事で手を合わせて来ました


お昼ごはんは飯盛山の麓のお店で喜多方ラーメンを食べました


縮れ麺であっさりしてて美味しかったです

もちろんこの日のディナーも安定のコンビニ弁当(笑)


歴史に興味のない人でも名前くらいは知ってると思われる白虎隊
昔、山Pがドラマやってましたよねemoji

会津戦争下、年齢別に編成された部隊で
16〜17歳の少年兵がお城が燃えてると思い(実際には周りの家が燃えていただけ)
敵に捕らえられるくらいなら!と自ら死を選んだ悲話です


飯盛山参道

まずは中腹にある白虎隊記念館に行きました

中の展示は割と雑然としているんですが(笑)
会津出身の人も新政府の人もビックネームが残した書や遺品がところ狭しと並んでいて
心の中でキャー(゚∀゚)とかワー(゚∀゚)とか叫びっぱなしでした(笑)


飯盛山の白虎隊士像はほとんどがお城の方向を見ています


隊士たちが通った洞窟
流れはとても速かったです


さざえ堂

重要文化財に指定されている仏堂で
中が螺旋状の坂道になっていて、同じ道を通らずに昇降できます



もうこれがめちゃくちゃ楽しくて1人ではしゃいでたんですが、カナブンみたいな虫が大量に網にへばり付いていて

楽しいー!(≧∇≦)
ひっ!Σ(゚Д゚)
楽し(≧∇≦)
ひっ!Σ(゚Д゚)
た(≧∇≦)
ひっ!Σ(゚Д゚)∞

ビビリ疲れた…


頂上の天井


横から見たさざえ堂

私が飯盛山に登った日は白虎隊が自刃した次の日でした
(旧暦なので時期は今でいう8月ぐらいですが)

飯盛山で亡くなった白虎隊士のお墓



容保公の慰霊碑

自刃した隊士の中で唯一生き残った飯沼貞吉のお墓

他の隊士とは少し離れた場所にあります

あまり白虎隊については話さなかったそうですが
彼が生き残ってくれたおかげで、私達はこの悲劇を知る事が出来たわけです



自刃した地に立って、会津の街を見渡して
「これが彼らの最後に見た風景か…」と思うと
自然と涙がこぼれました



そしてなりきりスト複合技で
「会津の誇りだ」とか
「なんで死んでしまったんだ」とか
「まだ生きたい」とか
「潔く死にたい」とか
いろんな人の感情が溢れてきて、とにかく悲しかったです


お城もポールが邪魔でしたがちゃんと見えました


下山して向かったのが白虎隊伝承史学館

こちらは先程の白虎隊記念館より雑然感がスゴイ!(笑)
日用品とか割と身近な展示品が多かったんですが
土方さんが宿泊のお礼に置いていった双眼鏡とか、急にスゴイ品がぶっ込まれてきます


入り口にイケメン♡


次は旧滝沢本陣

元は殿様の休息所ですが、会津戦争では大本営となりました




当時の暮らしぶりが分かる展示品


遠州流庭園






銃痕や刀傷が扉など至るところにあって、写真を撮りまくっていると、
閉館時間が近付いていたようで係の方が雨戸を閉めにこられました

焦りながらまだ見てない所を見終わって、閉められた雨戸に目をやると

雨戸にも銃痕が!!!(゚д゚)二枚ぶち抜き!!!
これはレアなものが見れた


最後に八重の桜のオープニングに登場する石部桜を見に行きました

桜の時期じゃないし、日も落ちてきていたので「気付けなかったらどうしよう(´・ω・`)」
と思いながら道に迷っていたら(←笑)


あった

距離があってもフォルムだけで他の木とは別格なのが分かりました


とりあえず見えた方向に進み到着


なんという存在感!
なんという生命力!






普段あまり木が生きていると意識する事はありませんが
石部桜からは生きている気配がビシビシと伝わってきました
桜の花が咲いていたらさぞかし美しいだろうと…
これは春にもう一度訪れたいと思いました



会津若松駅までのバスが行ってしまったばかりだったので、40分くらい歩いて帰りました

夜の駅前

とにかく歩きまくった1日だったー( ´O` )
最終日は筋肉痛で更に歩き周ります(笑)

3日目に続く→

拍手[2回]

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
  

プロフィール

HN:
ナッチョス
性別:
非公開

P R

Copyright ©  -- 時代の置き手紙 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]