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時代の置き手紙

歴史に触れたら書き置きます。

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松陰神社【東京】

第一回目は私の心の師匠吉田松陰先生ゆかりの地、松陰神社についてお話させていただきますemoji

よく「尊敬するする人は吉田松陰先生です!」って言うと
「名前は聞いたことあるけど何した人か知らない」とか「塾の先生でしょ?」と
なんとなーく知ってる方は多いんですが、なんとなくでは勿体ない!
私が伝えたいのは先生の真面目さと破天荒さ(笑)

まずは先生について簡単にご説明



1830年に長州藩(山口県)の下級武士・杉家の次男として生まれ
5歳の時、叔父さんの養子になり吉田姓となります。
もう1人の(松下村塾を開いた)叔父さんにスパルタ教育を受け
兵学者(戦術などを研究する学問)として10歳で藩校・明倫館で教師になり
11歳で藩主に兵学の講義をするほどの天才児に成長。
このお殿様、松陰先生のファンで遊学させたり脱藩しても甘いお裁きで済ませたり。
そのお陰で日本全国を旅し更に経験値を積んだとろに黒船来航!
25歳で弟子第一号とアメリカへの密航を企て黒船に乗り込みますが、国外渡航は禁止されているのでもちろん逮捕、地元の牢獄に送られます。
しかしここでも囚人達と勉強会や句会を開いたり、時には先生の講義に司獄官が参加することもあり盛り上がっていたようです。
なんだかんだ充実した牢獄生活の後、自宅謹慎となり三畳半の部屋に引き篭りますが
じっとしていられる人ではないので身内相手に孟子の講義をしているうちに生徒の人数が増えていき
叔父さんから名前を受け継ぎ、松下村塾を開きます。
松下村塾からは高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、吉田稔麿、山縣有朋など幕末明治に活躍した偉人をたくさん輩出しています。
しかし安政の大獄によって江戸の小伝馬町牢獄で処刑されます。享年30。

こう書くと勉強好きな熱い先生って感じですが
老中の暗殺を企てたり、それに反対する弟子たちに「誰も僕の言うこと聞いてくれない!もうご飯食べない!ぷん(´;ω;`)」とか
「高杉くん、お金貸して(´∀`;)」みたいなちょっとダメな部分もあり、そんな人間味も魅力のひとつかなと思います。


先生との出会いは
私が中学生の頃に放送されたNHKのお正月ドラマで、たしか高杉が松陰先生の思い出を語るお話。
内容はもうほとんど覚えていませんが、こんなにも熱く真っ直ぐに生きた人がいたのかと衝撃を受けました。
あと印象的だったのは言い寄ってくる女性に政治か何かの話を延々し続けるっていうシーン。
なんて鈍感で可愛い人なんだ!(゚д゚ )とドハマりしてしまいました(笑)


前置きが長くなりましたが
松陰先生ファンの聖地・東京世田谷にある松陰神社emoji


なんて素敵な駅名なんでしょう(笑)うっとりemoji

駅から真っ直ぐ、徒歩5分ほどで松陰神社に到着


平成23年に工事があり、解体された旧鳥居


新鳥居


手水舎


のところにあった吉田松陰先生像


最近行った時は松下村塾を見守れる場所に移動してました


絵馬

ちなみに私は願い事は書かず家に持ち帰りコレクションとして保存してあります(笑)

夏は風鈴が吊るしてあります(欲しいw)


社殿


石燈篭。32基あり豪華メンバーが奉納されてます


松下村塾の原寸大レプリカ。本物は山口県萩にあります。






先生のお墓へ


桂さんから寄進された鳥居


先生のお墓



いつも先生の墓前で近況報告と先生への愛を叫んでます(笑)

愛ゆえにだいぶボリューミーになってしまいましたemoji
萩の松陰神社にも行っているので、またガッツリ書きたいと思います。


おまけ


神社周辺を散歩中に見つけたアパート。
本気でここに引っ越そうかと思いましたが、世田谷線ちょっと不便そうなので断念しました(笑)

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