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時代の置き手紙

歴史に触れたら書き置きます。

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日本警察の父

数年前、引っ越しをしたので免許証の住所を書き換えるために、下谷警察署に行く事になりました(入谷駅)

アクセスなんかを調べるためにホームページを見ていたら
【川路大警視と下谷警察署】なる項目を発見!
「川路ってあの川路さん!?え!前の警察署が川路さんの私邸跡!?行かねばなるまい!」
という事で用事が済んでから川路大警視邸跡に足を伸ばしました。


ここで、たぶんほとんどの人が

「・・・川路って誰やねん!(゚Д゚;)」

と思った事でしょう そうでしょう


川路利良(かわじ・としよし)
幕末・明治に活躍した薩摩藩出身の下級武士で
初代大警視(今で言う警視総監)を務め、近代警察制度を日本で初めて構築した偉いおじさんです。
キャッチフレーズは「日本警察の父」
明治6年に征韓論争が起こり、西郷さんに付いて多くの志士が東京を離れる中「仕事があるので残ります( ー`дー´)キリッ」って真面目に仕事を続けていたのが個人的に格好いいな~と思います。

るろうに剣心にも出てくるのでファンにはお馴染みですね(⊙▽⊙メ){やめんか!

現在使われている仮設の下谷警察署から結構な距離がありましたがこちらが下谷警察署↓
平成26年まで使われていたそうです。



その横に川路さんの私邸があった事が書いてある石碑があります。



 
庭に池があって鴨狩も出来たほど広大な土地で、
川路さんが亡くなったあとも昭和31年までご子孫が住まわれていたそうです。
仕事人間な川路さんも家ではゆっくりしてたのかもしれませんねemoji


あと川路さんと言えば、玉とか便とか小学生男子が喜びそうな下ネタエピソードが豊富なので
気になった方はWikipediaをご覧ください(笑)

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増上寺の変

東京に住むようになって、あんまり行く事もないだろうな~
と思っていたザ・観光スポット東京タワーemoji

ところがどっこい!

気付けば年に1度は必ず足を運ぶリピーターになっておりました


この日も地元(関西)の友人が仕事で東京に来ていたので、会える事になり

私「どこ行きたい?」
友「東京タワー」

と、やっぱり人気の東京タワー(笑)



もう一人の友人が合流するまで時間があったので
東京タワー近くの増上寺に行く事にしました

 

増上寺は徳川家の菩提寺であり、
前年に大河ドラマ「江」が放送されていたので盛り上がっていました
(江姫は信長の姪っ子で2代将軍秀忠の正室)


手水舎で手と口を清めて、ふと本堂の方を見るとカラスが木に止まっていました

 
なかなか風流じゃないか☆と思って撮影していると



飛来

「カラスもここで水飲むのかな?」なんて言ってたんですよ・・・次の瞬間



カラス「いくわよ」



バッシャァァァァン!



バサバサバサ!



ブルブル!

飛び去るカラス・・・

( ̄□ ̄;)( ̄□ ̄;)唖然とする我々

口、ゆすいでもうたがなぁぁぁぁぁ!!!emojiemojiemoji


これが世に言う「増上寺の変」である(嘘)


結構トラウマになりまして
罰当たりだとは思いつつ、この増上寺の変以来
手水舎では手だけを洗うようにしています(;・∀・)

カラスの行水って本当に短いんだなぁと確認した出来事でした(目をそらしながら)


フラフラしながら境内を周ります






ブログを始める前だったので写真も情報も少ない…
貞恭庵という皇女和宮ゆかりの茶室にも行ったんですが、ショボい写真しか撮れてなかったのでパス


本堂と東京タワー
ニコイチ感あるね


昭和8年に建立された大納骨堂
条件が合えば納骨してもらえるそうです

肝心の徳川家のお墓は通常非公開となっていますが
特別公開されている期間があるので行かれる場合ホームページなどでチェックしてみてください
私もお墓参りしたい(笑)

そして念願だった御朱印帳を入手しました(/・ω・)/

徳川家ファンなので家紋にホイホイされちゃいました
ただ、徳川ゆかりの社寺に御朱印を頼む場合は「徳川ラブですぞラブですぞ」ってアピール出来るんですが
倒幕派ゆかりの場合、非常に気まずいです(笑)
そろそろ終わりそうなので、次の御朱印帳は派閥とか関係ないようにします('◇')ゞ


メンバーも揃ったので東京タワーへ

天気悪~


上から見た増上寺
6名の将軍が眠る徳川家墓所は左下の木が生い茂ってるあたりです


ついやりたくなっちゃう本城直季風写真

 
漆黒のギャングに心乱されましたが、このライトにほっこり癒されました

カラスって綺麗好きなんだなぁ 汚れや寄生虫を落としているそうですよ…(遠くを見つめながら)

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幕末さんぽ

旅行に行く時、多くの人がガイドブックを利用しているのではないかと思います

ネットが普及した昨今でもやっぱり眺めるだけで「どこに行こうかな?」とテンションが上がりますよね(*´▽`*)

歴史好きのためのガイドブックもたくさん出版されており、私も何冊か持っていますが
1番頼りにしているのがこちら



なんというか、メジャーもマイナーもちょうどイイところが載ってるんです(笑)


この本を片手に2ヵ所、歴友レイチェルさんと幕末散歩してきました


まずは天然理心流試衛館道場があった場所へemoji

地図アプリを使いながらウロウロするも見付からず…(;´_ゝ`)
ある通路を通りすぎたところでレイチェルさんが
「あれ?ここ写真と同じじゃない?」と



あったー!めっちゃスルーしてたー!(笑)
写真と見比べると解説の場所が移動して道路も舗装されてました



場所も狭いし、祠があるだけで道場があった形跡は無いんですが
ここで後の新選組幹部メンバーが青春を過ごしたのかと思うと胸熱でした

近所で当時からあるような古い店を探しましたが、まぁ無かったです(笑)

次は愛宕山に移動

emoji

23区内で自然地形では1番高い山なんですが、そこは平成の世
エレベーターでサっと登れます(笑)


ここには家康公が建てた愛宕神社があります




昔は頂上から江戸の町が見渡せたそうですが、今はビルに囲まれて窮屈に感じます


でも私には見えました
仁-JIN-のオープニング曲とともに江戸の町が…
 チャラララ~♪
こういう時の歴女の妄想力というか復元力?ってすごいな、と自分でも思います(笑)


池もあります


桜田門外の変に参加した浪士たちが、襲撃前に集結して成功を祈願したと言われています
(ここに集合したのが午前7時頃で、井伊直弼を討ったのは午前9時過ぎ)

こんなパネルがあったので、とりあえず顔を入れてみる(笑)

なんだろうな~と思ったんですがこんな由来が↓↓↓

3代将軍・家光公が愛宕神社の下を通りがかった時に
「ね~誰か馬で階段上って神社に咲いてる梅取ってきてよ(・∀・)ニヤニヤ」
と無茶ぶりをしました。

その階段とはこちら

ドーーーーン!

『うわ~これは無理だよ・・・(◎_◎;)』と家臣たちが黙っていると
その中から1人、馬で階段を登り始めた侍がいました。
彼の名は曲垣平九郎(まがきへいくろう)
見事頂上に咲く梅を手折って家光公に献上☆

日本一の馬術の名人!と讃えられ、この事から愛宕山の男坂が「出世の石段」と呼ばれるようになりました。

それにしてもすごい角度と長い距離・・・

こんなとこ本当に馬で上り下り出来たのか?と思うけど
実際にテレビ番組でスタントマンの方が検証して成功したらしいです!
騎手もすごいけど馬もすごいemoji
動画を探したけど見つからず(笑)


例のガイドブックには勝先生の項目で
「勝海舟と西郷隆盛が無血開城について話し合った場所」として紹介されていました(最終会談したのは別の場所)

そんな目的で来た事もあり、大きな階段にテンションが上がって人も少なかったので
勝先生と西郷さんの会談の様子をレッツ再現☆(二人ともいい大人)

ちなみに私(右)が勝先生役ね!(小芝居しながらセルフタイマー)

あとガイドブックに載っていた写真もやってみました

↓これがこう↓
 ちょっと間に合ってないし(笑)、人いるし(笑)すみません
でも足を置く段数とか写真に合わせてこだわりました(`・ω・´)


いや、名跡で何やってんだってねw

もう一回山を登り直してHNK放送博物館へ

ラジオからテレビまで放送関係の資料がたくさん展示してあります




昔のデザインってなんでこんなに可愛いんでしょう

そしてそして、とんでもないものが・・・


玉音盤と


昭和天皇が玉音放送をお聞きになったラジオ

玉音盤のバリアがすごいし
ラジオ、アメリカ製なんだ(;・∀・) っていう(笑)


アラサー世代は絶対「懐かしいー!」って叫ぶキャラクター(次のも見てたけどキャラまでは思い出せない)

帰りに見えた東京タワー

江戸の町に住んでた人は、こんな大きな塔が建つなんて思いもしなかっただろうな

また江戸の面影を探して東京を歩いてみよう


〆も幕末で(笑)


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浅草流鏑馬

みなさん馬はお好きですか?emoji

さらさらヘアーとつぶらな瞳
セクシーなうなじに引き締まったケツ筋(笑)

私は幼稚園児の頃から馬が好きで
競馬も少々嗜むし
乗馬も軽速歩までなら出来ます(ドヤ顔)

そんな馬好きなら1度は見ておきたい、馬に乗って矢を射る流鏑馬(やぶさめ)!
意外にも都会で見られるのですemoji


会場は東京スカイツリーを臨む台東区立隅田公園


さっそく馬発見emoji

えぇ、馬小屋の臭いも好きですよ(笑)

まずは草鹿(くさじし)です

馬には乗らずに鹿型の的に矢を射る練習をします


お尻に矢が当たってますemojiポン!


待機
平安貴族のようでおじゃる


草鹿終了


お昼を挟んで流鏑馬です

 馬ちゃん達も鞍を着けて準備万端です

江戸時代、浅草の流鏑馬は神社の正月行事として行われていました
日本書紀に「馬的射」(むまゆみいさせ)と書かれているのが流鏑馬の起源だと言われています
当時はどんなのだったのかタイムスリップして見てみたいっ('ω')


的の準備が完了するといよいよ開始です


ちょ!

待っ!

早い!(笑)


そして木が邪魔(笑)

 強行手段、連写モード突入!

馬も本気で走っているので、ものすごいバランス感覚だと思います


射手の方は老若男女、たしか海外の方もいたかと思います
衣装も素敵ですよね~


 色とりどり~


スタート地点からの動画です
的に当たると後ろに仕込んである紙吹雪が舞うので、そのあたりも見どころです(`・ω・´)

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新宿に鉄砲組現る!

二年に一度(奇数年)行われる「江戸幕府鉄砲組百人隊出陣の儀」という火縄銃を間近で見られるイベントがあります
めちゃくちゃ格好良くて、とても見応えがあり、2015年の今年は開催される年なので是非ご紹介させて頂こうと思います


現在の新宿区百人町には江戸時代、鉄砲を扱う武士がまとまって住んでいました
でも平和な時代だったのであまり銃を使った仕事はなかったみたいです



まずは新大久保にある皆中稲荷神社で出陣式です



すごい人だかりで、まったく前が見えず
手も足も伸ばした状態でカメラを構えていたところ

突然鳴り響く発砲音!emoji


そう、ナッチョスはカメラマンである


シャッターチャンスは逃さないのが信条だ


どんな不利な状況下においても決定的瞬間を捉えてみせる!(この間0,1秒)

その時の写真がこちら






音 に び っ く り し て 激 し く 手 ぶ れ www

激ダサな私は置いといて、隊のみなさんは町をパレードします



校長先生お疲れ様です





北原邦明さんの描かれた鉄砲組の絵の前を通過します





新宿の町を鎧兜の侍を乗せた馬が歩いてるなんて不思議な光景でした

途中何度か止まって演武をするんですが
型披露だけで、発砲はしませんでした





次も構えだけかと思いきや



発砲するんかーい(笑)Σ(・ω・ノ)ノ!気ぃ抜いてたわ!

そのあと新大久保駅のあたりまで戻ってきて、鉄砲組の列を見失いました(゚д゚lll)
あの大人数をどうやって見失ったのか自分でも謎ですが
腹ごしらえをして、次の西戸山公園野球場の演武に備えます



どんどこどんどこ









 
子連れくノ一!!!
鉄砲組は主に伊賀、甲賀、根来の出身者で組織されていたので忍者もいたのかもしれない

銃の構え方は3パターン↓


立ち放し


腰放し

膝台放し

もしも私が敵だったなら、どこ狙ってるか分からない腰放しが1番怖いな~と思いました
避けようがないしタイミングも分からない(笑)

発射方法は2パターン↓

 一斉発射


 連続発射(時間差)




かっちょいー!

 弾込め


以上です!
今年の日時はまだ発表されていませんので、気になった方は新宿区のホームページなど要チェックです
新宿歴史博物館の常設展に鉄砲組が使用した火縄銃や持ち物が展示されているので
併せて見てみると更に楽しめるかと思います

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プロフィール

HN:
ナッチョス
性別:
非公開

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